施工前重要事項説明
PPF施工事前説明
PPFは塗装を保護する目的で製品化されておりますが、すべての外的要因から保護することを保証するものではございません。また、フィルム施工の有無が分からないほど透明度が高いですが、塗装本来の色合い、質感まで同等ではございません。そのうえで、下記注意事項についてご理解をいただいたうえでご注文頂きますようお願いいたします。
- フィルムは無色透明ですが、厚みがあるため塗装面との段差が生じます。
- 平面のフィルムを曲面に施工する際、部分的にストレッチや切り逃しを行うため、凹凸が著しいパーツの場合、部分的に僅かな白濁の発生やパーツラインとフィルムラインが揃わない場合がございます。
- バンパー等の複雑な形状や一枚貼りが困難な箇所は、フィルムを分割して施工いたします。
- 分割されたフィルムの接合部分や端部は、経年によりゴミや汚れが付着しエッジ部分が目立つ場合がございます。
- 施工時は設備・環境の整ったブースにて行いますが、完全なクリーンルームではないため、埃や糸クズ等の微細なゴミの侵入が発生する場合がございます。(調温設備・床面防塵塗装・簡易陽圧室・純水装置)
- フィルムを剥がした際、施工箇所と未施工箇所で色合いに違いが生じる場合がございます。
- 鳥の糞、コールタール、化学薬品、phが高い液体等が付着した場合、時間の経過とともに変色やフィルム自体を痛めてしまう場合があるため、速やかに洗浄し必要に応じて専用保護剤を塗布することをお勧めいたします。
- 洗車機及び高圧洗浄機の使用は、フィルムの剥離につながる恐れがございますので、手洗い洗車をお勧めいたします。
- フィルムは粘着性が高く、再塗装やタッチアップ部、塗装下地の素材や程度により塗装の密着性が弱い場合、フィルムを剥がす際に塗装を痛めてしまう可能性がございます。
- フィルムの表面にゴム製品(石油系製品)を置くと色移りをする場合がございますので、作業により保護シートや工具等を使用する際にはご留意ください。
- フィルム製造の関係上、透明ムラ、僅かなライン状の曇り、トップコートのムラがある場合がございますが、保護性能及びコート性能には問題ありませんので予めご了承ください。
- 車種によっては、ヘッドライトのハードコートのひび割れまたは剥離が発生するという事例が少数ですがございます。
- 施工によるリスク等は事前に説明いたしますが、起こり得るすべてのリスクを説明できる訳ではございません。(新型車両により情報が少ない場合、等)